【3月3日 AFP】2日にロシア・ロザフトル(Rosa Khutor)で予定されていた18-19アルペンスキーW杯の女子スーパー大回転第6戦が大雪のため中止となり、ミカエラ・シフリン(Mikaela Shiffrin、米国)の3年連続の総合優勝が正式に確定した。

 総合順位で2位のペトラ・ブルホバ(Petra Vlhova、スロバキア)に719ポイント差をつけていたシフリンは今週末のレースを欠場していたが、この日の種目の代替開催もなくなったことで、今季のW杯は7戦を残して獲得できるポイントは最大700となった。

 中止が決まった時は自宅のベッドにいたというシフリンは自身のツイッター(Twitter)アカウントに投稿した動画で「総合優勝が決まったわけだけど、自分のベッドに座っているから変な感じ」と話し、「一方でシーズン全体としてみれば素晴らしかった」「総合優勝は小さい頃から持っていた大きな夢の一つ」と付け加えた。

 3年連続のクリスタルグローブ獲得により、シフリンは1990年から1992年のペトラ・クロンベルガー(Petra Kronberger)氏と2008年から2010年のリンゼイ・ボン(Lindsey Vonn、米国)に肩を並べ、自身の先に立つのは1971年から1975年にかけて5連覇を果たしたアンネマリー・モザー・プレル(Annemarie Moser-Proell)氏のみとなっている。(c)AFP