【3月2日 AFP】18-19ドイツ・ブンデスリーガ1部は1日、第24節が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は1-2でFCアウクスブルク(FC Augsburg)に敗れ、タイトル争いで再びつまずいた。

 昨季王者で現在リーグ2位につけているバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は、2日に行われるボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)戦で勝利すればドルトムントと同じ勝ち点54で並ぶことになる。

 元所属選手の池東源(Dong-Won Ji、チ・ドンウォン)に2得点を奪われたドルトムントにとって、この結果は打撃となった。欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)決勝トーナメント1回戦では、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)に初戦で0-3と敗れる中、5日の第2戦では逆転を目指しているドルトムントだが、公式戦ではここ7試合で1勝にとどまっており、うち5試合にあたるリーグ戦では勝ち点を9落としている。

 ドルトムントは、19歳のダン・アクセル・ザガドゥ(Dan-Axel Zagadou)と20歳のアクラフ・ハキミ(Achraf Hakimi)という経験の浅い2選手のミスから両失点を喫した。負傷から4週間ぶりに復帰した主将のマルコ・ロイス(Marco Reus)は「2度の個人のミスから、自分たちで失点しにいったようなものだった。こういうことは止めなくてはならない。勝てるだけの得点機は十分にあった」とすると、「バイエルンと僕らの違いは、あちらが上昇曲線を描いていること、そして個人としてミスをしないことだ」

 2週間前のバイエルン戦でも得点していた池は、前半に先制点を決めると、後半には見事なチップキックから追加点を決めた。その後ドルトムントの反撃をパコ・アルカセル(Francisco 'Paco' Alcacer Garcia)の1ゴールに抑えたアウクスブルクは、15位のままながらも降格圏に5ポイント差をつけた。(c)AFP/Ryland JAMES