【2月28日 AFP】男子テニス、世界ランキング4位のファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)が27日、連覇を目指していたBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2019)を欠場すると発表した。右膝蓋骨(しつがいこつ)骨折からの本格復帰を目指す中で、新たな打撃となった。

 デルポトロは大会主催者を通して「連覇がかかるBNPパリバオープンに戻ってくることができず本当に残念」「大好きな大会の一つだし、昨年は最高の思い出ができたが、ドクターに休むよう忠告された」とコメントした。

 昨年10月の上海マスターズ(2018 Shanghai Rolex Masters)で負傷したデルポトロは、先週のデルレイビーチ・オープン(2019 Delray Beach Open)で復帰し、準々決勝に進出していた。

 しかし、当時世界ランク84位のマッケンジー・マクドナルド(MacKenzie McDonald、米国)に敗れたデルポトロは明らかに100パーセントの状態にみえず、試合の数時間後には昨年優勝していた今週のメキシコ・オープン(Abierto Mexicano TELCEL Presentado Por HSBC 2019)出場を断念すると発表していた。

 欠場するデルポトロに代わり、ダニエル太郎(Taro Daniel)が本戦入りを果たす。(c)AFP