【2月27日 AFP】欧州サッカー連盟(UEFA)は26日、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)のアヤックス(Ajax)戦で「意図的にイエローカードを受けた」として、レアル・マドリード(Real Madrid)のDFセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)に処分を科すと発表した。

 敵地で行われた決勝トーナメント1回戦第1戦を2-1で制したレアルのラモスは、決勝点となったマルコ・アセンシオ(Marco Asensio)のゴールが決まった2分後、アヤックスのカスパー・ドルベア(Kasper Dolberg)にファウルしてイエローカードを受けた。

 同大会では3度の警告で1試合の出場停止処分になるが、ラモスは進出する可能性があるより上のラウンドで出られなくなるよりも、アヤックスとの第2戦を欠場したほうが良いと判断した可能性がある。UEFAによれば、ラモスの件については28日に処分内容が検討されるという。

 UEFAは昨シーズン、レアルのDFダニエル・カルバハル(Daniel Carvajal)に対し、同様の行為で2試合の出場停止処分を与える前例をつくっている。

 32歳のラモスは第1戦の翌日、「カードを強引にもらいにいった」わけではないとコメントしたが、試合直後には処分を狙いにいったことを認めるような発言を残していた。

「試合結果を考えれば、あれが意図的なものでなかったと言うのはうそになる」「相手を過小評価するつもりはないが、決断を下さなくてはいけない時もあり、今回がその時だった」

 チャンピオンズリーグ4連覇を目指すレアルは来月5日、本拠地サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)でアヤックスとの第2戦に臨む。(c)AFP