【2月25日 AFP】モロッコ訪問中の英国のヘンリー王子(Prince Harry)とメーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)は24日、高アトラス(High Atlas)山脈の丘陵地帯を訪れ、同地で学校に通う少女らと交流した。

 夫妻が訪れたのは、観光地マラケシュ(Marrakesh)の南に位置するアスニ(Asni)。英国とモロッコの国旗を手にした10代の女子生徒らが夫妻を歓迎した。

 メーガン妃は出産を控えており、夫妻にとってはこれが出産前の最後の外国公式訪問。同国の女子教育や女性の地位向上、障害者の社会的包摂を推進する活動に焦点が当てられた。

 2016年の公式統計によると、15~24歳のモロッコ国民のうち、職に就いておらず教育や職業訓練も受けていないいわゆるニートは25%。だが少女や若い女性だけで見ると、この割合は44%に達する。

 夫妻はさらに地元のサッカーの試合を観戦した後、英大使館主催のレセプションに出席するため首都ラバトに飛行機で移動した。(c)AFP