突然延期されたナイジェリア大統領選、1週間遅れで投票始まる
このニュースをシェア
【2月23日 AFP】ナイジェリアで23日午前8時(日本時間同午後4時)、大統領選の投票が開始された。当初は16日に実施される予定だったが、投票開始時刻の5時間前に急きょ1週間の延期が発表されたことから、国内では政治的な緊張が高まり、謀略説も取り沙汰され、暴力行為が発生する懸念が広がっていた。
任期4年の再選を目指す現職のムハマドゥ・ブハリ(Muhammadu Buhari)大統領は、地元である同国北部カツィナ(Katsina)州ダウラ(Daura)で早々と投票を済ませ、記者団に対し「勝者となるのは私だ」と述べるなど、自信をにじませた。
主要野党から出馬した対立候補のアチク・アブバカル(Atiku Abubakar)元副大統領も、北東部の地元アダマワ(Adamawa)州で投票に臨む予定。
開票結果は週明けにも判明するとみられている。(c)AFP