【2月21日 AFP】フランス・リーグ1のオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)に所属する3選手の自宅が、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)でFCバルセロナ(FC Barcelona)との対戦中に、空き巣被害に遭ったと同国警察が明かした。

 当局によれば20日午前0時45分、リヨン郊外のエキュリ(Ecully)にあるメンフィス・デパイ(Memphis Depay)の自宅から通報を受けたという。窃盗犯は窓をこじ開け主にファッションアイテムなどの物品を盗んだが、その被害額は明らかになっていない。

 デパイはリヨンがニース(OGC Nice)と試合を行っていた昨年9月にも盗難被害に遭っており、当時は100万ユーロ(約1億2000万円)以上に相当する品物が盗まれた。

 また、0-0で終わったバルセロナ戦の後半から出場したルカ・トゥザール(Lucas Tousart)とパペ・シェイフ・ディオプ(Pape Cheikh Diop)も、試合を終えリヨン郊外にある自宅に戻ると同様の被害に遭っていた。

 トゥザールの自宅では地下の扉が破壊されており、かばんなどが持ち出され、国家憲兵隊によれば犯人が車に侵入しようとした痕跡もあったという。またシェイフの家では、犯人はベランダから侵入し、金品やブランド物の衣類を盗んだ。

 同国内では、ビッグクラブに所属する選手らに同様の被害が続いている。

 昨年11月には、チャンピオンズリーグのリバプール(Liverpool FC)戦でメンバーに入っていたパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)のエリック・マキシム・チュポモティング(Eric Maxim Choupo-Moting)が空き巣被害に遭った。

 またPSGでは昨年12月に主将チアゴ・シウバ(Thiago Silva)が試合中に、2017年12月には当時同クラブの監督だったウナイ・エメリ(Unai Emery)氏が遠征中に、それぞれ窃盗犯に自宅に入られている。(c)AFP