【2月21日 AFP】18-19フランス・リーグ1は20日、第17節の延期分が行われ、首位パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)はアンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)の鮮烈な直接FKやキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)の得点などでモンペリエ(Montpellier HSC)に5-1と大勝した。

 ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)とエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)を欠くPSGは、ライヴィン・クルザワ(Layvin Kurzawa)にも得点が生まれたほか、さらに二つのオウンゴールで加点しモンペリエを一蹴した。

 この試合は当初昨年12月に行われる予定だったが、反政府デモ「ジレ・ジョーヌ(黄色いベスト、gilets jaunes)」運動による混乱が生じていたため、延期になっていた。

 来月6日に予定されている欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)のマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)戦に向けて肩を慣らしているPSGは、消化試合が一つ少ない中で2位リール(Lille OSC)に15ポイントの大差をつけ、直近7年で6度目となるリーグ制覇へ順調に歩みを進めている。

 今季9度目となる4点差以上の勝利を収め、リーグ戦のホームゲームで全勝を維持したPSGのトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督は、「重要なのは忍耐力とクオリティー、そして少しの運だ」「最高のパフォーマンスではなかったが、攻撃のクオリティーを考えれば当然の勝利だった」と述べた。(c)AFP/Andy SCOTT