【2月21日 Xinhua News】中国の極地科学調査船「雪竜(Xuelong)号」は15日午前5時10分、東南極のウエスト棚氷まで航行し、中国第35次南極科学観測隊員の目の前には、複数の氷山と動物の群れが現れた。

 「雪竜号」がこの棚氷付近を通過した時、太陽が輝き、晴れた空の下に海面がまるで鏡のように広がった。クジラは時々水面に出てきて潮を吹き、ペンギンは氷山を登ったり下りたりしている。そして、さらに多くのペンギンやアザラシが小さな氷山の上にいる。「雪竜号」から見ると、目の前に浮かぶ氷山は、ペンギンやアザラシを乗せた小さな船が悠々と海の中を進んでいるようだ。(c)Xinhua News/AFPBB News