【2月17日 AFP】バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)などで活躍し、ドイツ・ブンデスリーガ1部の外国籍選手による最多ゴール記録を持つクラウディオ・ピサロ(Claudio Pizarro)が、16日のヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)対ヘルタ・ベルリン(Hertha Berlin)戦でブンデス1部の最年長ゴールを決め、また一つリーグに足跡を刻んだ。

 61分から交代で投入されたブレーメンの大ベテランは、試合のラストプレーで劇的な同点ゴールを挙げ、ブンデスでの通算ゴール数を195に伸ばした。40歳と136日でのゴールは、1996年に40歳と121日でゴールを決めた同じくブレーメンの選手、ミルコ・ボタバ(Mirko Votava)を抜いてリーグ最年長となった。

 バイエルンやブレーメン、ケルン(1. FC Cologne)、さらにはイングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)などでもプレーしたピサロは「とてもうれしい。チームを助ける勝ち点1だし、ゴールできたことがとても誇らしい」とコメントした。

 ゴールシーンでは運もピサロに味方し、いちかばちかで蹴った直接FKは相手選手に2回当たってゴールに吸い込まれた。ピサロは「壁がジャンプするのは分かっていたから、とにかく下を通そうと思っていた」と話している。

 このゴールには、ピサロより4歳年下のフロリアン・コーフェルト(Florian Klofeldt)監督も大喜びだった。(c)AFP