【2月14日 AFP】生後15か月のサムエルちゃんは、体重が新生児とほぼ変わらないほど少なく、ベネズエラの首都カラカスの病院に入るまで死の淵をさまよっていた。ベネズエラでは、人道支援物資の搬入をめぐってニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)政権と野党指導者のフアン・グアイド(Juan Guaido)国会議長の間で争いが続いているが、この危機で最も被害を受けているのが、栄養失調に苦しむ子どもたちだ。

 一部の子どもたちは、国内のNGOや医療チームの支援により、回復へと向かっている。

 映像前半は、栄養失調を患うサムエルちゃんと母親。8日撮影。後半は、施設で支援を受ける子どもたちと、栄養失調の子どもたちの写真を見せる医師。9日撮影。(c)AFP