【2月18日 AFP】男子テニス、ABNアムロ世界テニストーナメント(ABN AMRO World Tennis Tournament 2019)は17日、シングルス決勝が行われ、ガエル・モンフィス(Gael Monfils、フランス)が6-3、1-6、6-2でスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)を下し、キャリア通算8度目の優勝を飾った。

 相手の第2セットの逆襲を退け、最終セットは簡単に奪ったモンフィスは試合後「信じられない一週間になった。非常にうれしい」と話した上で、良き友人でもあるワウリンカに対して「スタンも勝者の一人。僕たちはよく話すし、練習も頻繁に共にするよね。君は僕のブラザーだ」と語った。

「僕だけでなくスタンにとっても良い一週間になった。これからもっと一緒に試合ができると良い」

 一方、2度の膝の手術を乗り越え、これが1年半ぶりの決勝だったワウリンカは、「決勝に残ることができて良かったのは間違いない」「自分のプレーには満足しているし、決勝までの勝ち上がりにも納得している」「ここでは四つ良い試合ができたし、一週間を通してレベルを保てた」と話した。

 また四大大会(グランドスラム)通算3勝を誇りながら、現在の世界ランキングは68位まで落ちている33歳は、今週のパフォーマンスを足掛かりに結果を残していきたいとして「ここ数か月やっていることを継続する必要がある。自信を得るために大会数をこなさないといけない。ランキングを取り戻すには前に進み続けるしかない」と続けた。(c)AFP/Bill SCOTT