【2月11日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は10日、自身が公務時間の大半を「自由時間」として過ごしているとした報道について、そうした時間も「たいてい仕事をしている」とツイッター(Twitter)で反論した。

 米ニュースサイト「アクシオス(Axios)」は先週、トランプ氏は公務時間の60%を、予定が固まっていない「エグゼクティブ・タイム」に充てていると報道。トランプ氏はこの時間に、電話や新聞記事のチェック、ツイッターへの投稿、テレビの視聴などをしているという。

 しかしトランプ氏はツイッターで、こうした時間は「悪いものではなく良いもの」と捉えるべきだと力説。「エグゼクティブ・タイムの間も私は休んでいるわけではなく、たいてい仕事をしている」と主張した。

「実際のところ、私ほど多く働いている米大統領は過去にほとんどいないだろう」とも自賛。戦争や北朝鮮問題、移民問題などを列挙しつつ「私が大統領に就任した時、米国は混乱状態だった」とし、「私は非常に長時間働くしかなかったのだ!」と言い張った。

 ホワイトハウス(White House)広報部がメディア向けに出している大まかなスケジュールによれば、トランプ氏は午前11時より前に公務を始めることはめったにない。

 ホワイトハウスはトランプ氏のスケジュールに関する情報を外部に漏らした人物を特定するため、調査を続けている。(c)AFP