【2月10日 AFP】韓国政府は10日、在韓米軍駐留経費の2019年の韓国側負担について、前年比で8.2%増となる約1兆400億ウォン(約1014億円)とすることで米国側と合意したと発表した。

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 米韓の同盟関係は朝鮮戦争(1950~53年)までさかのぼり、北朝鮮の脅威に備えて2万8000人超の米軍兵士が韓国に駐留している。

 だが、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領はかねて在韓米軍の駐留費用に不満を表明している。

 今回妥結した交渉では、韓国外務省によると、米国側は「大幅な増額」を要求していたものの、「朝鮮半島の安保情勢」を反映させた合意に至ることができたという。合意は韓国議会での承認を経た後、4月に正式に発効する見通し。

 ただ今回の協定は、昨年末に期限切れを迎えた有効期間を5年とする協定とは違って1年のみ有効であり、米韓はすぐに協議の場に戻ることとなる。(c) AFP