【2月11日 AFP】18-19イタリア・セリエAは10日、第23節の試合が行われ、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)の今季18ゴール目もあり、首位ユベントス(Juventus)が敵地でサッスオーロ(US Sassuolo)に3-0で勝利した。

 ユベントスはサミ・ケディラ(Sami Khedira)の得点で先制すると、70分過ぎにロナウドがヘディングを決め決定力の高さを証明。86分にはエムレ・ジャン(Emre Can)がチーム3点目を挙げた。

 昨季王者のユベントスは先週、ロナウドが2ゴールを記録しながらもパルマ(Parma Calcio)と引き分けていたが、今回の白星で立て直しに成功。ナポリ(SSC Napoli)は9日のフィオレンティーナ(Fiorentina)戦を0-0で引き分けており、ユベントスは2位との勝ち点差を11まで広げた。

 ユベントスでは、またもベンチスタートとなったパウロ・ディバラ(Paulo Dybala)が途中出場から3点目をお膳立てした。チームを率いるマッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督は、指揮官として正しいバランスを見いだす必要があると述べている。

「ロナウドとディバラの共存は間違いなく可能であり、そろってプレーすることになるだろう。しかし、バランスの取れた状態にチームを保つために、すべての選手に必死にプレーしてもらわなければならない」「すべては対戦相手次第だ。サッスオーロは中盤が強力だから、きょうはあのような形でチームのバランスをとる必要があった」「選手たちはがっかりするが、体力を回復させ、メンタルを適切な状態に戻すには、ベンチに座らせることも時には必要だ」

 9日にパルマを1-0で下し、リーグ戦では今年初勝利を収めたインテル(Inter Milan)は3位を維持したが、首位ユベントスには20ポイント差をつけられている。

 また、新加入のルーカス・パケタ(Lucas Paqueta)とクシシュトフ・ピョンテク(Krzysztof Piatek)にゴールが生まれ、下位に沈むカリアリ(Cagliari Calcio)を3-0で下したACミラン(AC Milan)は、同じ町をホームとするインテルとわずか4ポイント差の4位につけている。(c)AFP/Emmeline MOORE