【2月10日 AFP】18-19イタリア・セリエAは9日、第23節の試合が行われ、2位ナポリ(SSC Napoli)はフィオレンティーナ(Fiorentina)と0-0で引き分け、首位ユベントス(Juventus)との差は8ポイントとなった。

 フィオレンティーナはGKアルバン・ラフォン(Alban Lafont)がピオトル・ジエリンスキ(Piotr Zielinski)とドリース・メルテンス(Dries Mertens)のシュートを阻むなど好セーブを連発。チャンスを生かせなかったナポリは敵地で3戦連続無得点に終わった。

 ナポリを指揮するカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は伊スカイ・スポーツ(Sky Sport Italia)に対し、「勝ち点を2つ取りこぼした。最初から最後まで攻撃的な姿勢を貫き、勝ち点3に値したのだが」と悔しさをにじませた。

「いくつもの局面で申し分ないパフォーマンスを見せていたが、ゴール前での決定力が不十分だったため1ポイントのみに終わった」

 3位インテル(Inter Milan)は、途中出場のラウタロ・マルティネス(Lautaro Martinez)が79分に得点し敵地でパルマ(Parma Calcio)に1-0で勝利。2019年に入って初のリーグ戦白星をつかんだ。ラジャ・ナインゴラン(Radja Nainggolan)のパスに抜け出したマルティネスは、インテルにとってリーグ戦の2019年初ゴールをマークした。

 この勝利でインテルはナポリとの勝ち点差を9とした。4位と5位にはともに今節勝利したASローマ(AS Roma)とラツィオ(SS Lazio)がつけている。ユベントスが10日にアウェーでサッスオーロ(US Sassuolo)に勝利した場合、ナポリとの差は11に広がる。(c)AFP