【2月11日 Xinhua News】中国工業・情報化部(工信部)はこのほど、2018年に中国のハイテク製造業と装備製造業(注)の増加値がそれぞれ前年比で11.7%と8.1%になったことを明らかにした。中でも電子製造業の伸びは13.1%と工業全体の伸びを大きく上回っており、新旧原動力の転換の速度は速まった。

 工信部の調査によると、中国はインテリジェント製造プロジェクトを着実に推進し、産業の基礎強化プロジェクト推進を加速し、いくつかのハイテク装備で飛躍的な発展を遂げ、製造業のイノベーションセンター配置・構築の速度を速めている。同時に、新エネルギー車、スマートテレビなど、消費の高度化やスマート化に対応した製品の生産量拡大も維持しており、2018年の伸びはそれぞれ40.1%と18.7%となった。

 同部の苗圩(Miao Wei)部長は、同部は重点分野での革新を推進し、コア技術の難関攻略に力を入れ、引き続き革新によるけん引を強化し、先進製造業の発展加速に努めると説明した。

 注:装備製造業は、産業のために生産技術や設備、機械を提供する工業の総称で、中国独特の概念。(c)Xinhua News/AFPBB News