【2月7日 Parismodes.tv】フランス・パリ(Paris)で21日から24日まで19年春夏パリ・オートクチュールコレクションが開催され、22日には、カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)が手掛ける「シャネル(Chanel)」が新作を発表した。

「ルサージュ(Lesage)」のアーティスティック・ディレクター、ユベール・バレール(Hubert Barrère)、「メゾン・ルマリエ(Maison Lemarie)」のアーティスティック・ディレクターでデザイナーのクリステル・コーシェ(Christelle Kocher)、「Fashion Network.com」のグローバル編集長のゴッドフリー・ディーニー(Godfrey Deeny)がインタビューに応じた。

 コレクションの会場となったのは、仏パリのグラン・パレ(Grand Palais)の中心に登場したイタリア風ヴィラに、豪華な庭園とプール。現在、パリに降っている雪とは対照的な景色だ。18世紀に着想を得たコレクションは、磁器の花のような刺しゅうが施されている。

 スーツは新しいカット、ローカットのネックライン、目立つショルダーで再解釈。パステルカラーは柔らかさを、スパンコールは華やかさをプラス。シルエットは細身で、ウエストラインを強調。ペプラムパターンがスカート下部を飾り、花の刺しゅうはストラップレスのドレスやスイングドレスを装飾。有名なリトルブラックドレスはさまざまなバージョンを用意した。フェザーのスカートには丈の短いレザージャケットを合わせた。

 カール・ラガーフェルドは登場しなかったが、スタジオディレクターのヴィルジニー・ヴィアール(Virginie Viard)が登場し、挨拶した。カールは2度目のショーの後に登場することを約束。乞うご期待。(c)Parismodes.tv