【2月9日 CNS】中国・四川省(Sichuan)成都市(Chengdu)の武侯祠(Wuhouci)で旧暦の元日、古い祭りの復活活動が行われた。

 古くは宋の時代から、成都の人たちは春節(旧正月、Lunar New Year)には「喜神方参り」(喜びの神の方角にお参りに行く)を行い、武侯祠を参拝する習慣がある。

 武侯祠には劉備(Liu Bei)、関羽(Guan Yu)、張飛(Zhang Fei)や諸葛亮(Zhuge Liang、孔明)といった中国三国時代の蜀国建国の英雄たちが祭られている。

 喜びの神とは、人々が心に願う忠や義や財などの神様の総称で、市民はその神のいる方向にある武侯祠を参拝し、1年の平安や幸運を祈る。(c)CNS/JCM/AFPBB News