【2月6日 AFP】サッカードイツカップ(German Cup 2018-19)は5日、3回戦が各地で行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)はPK戦の末ヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)に敗れた。

 ミロット・ラシツァ(Milot Rashica)のゴールで早々に先制を許したドルトムントは、主将のマルコ・ロイス(Marco Reus)が直接FKを決め、1-1のタイスコアで90分を終えた。

 延長戦に入ると、試合は両チーム合わせて4得点が生まれる活発な展開となった。ドルトムントはクリスティアン・プリシッチ(Christian Pulisic)とアクラフ・ハキミ(Achraf Hakimi)のゴールで2度勝ち越しに成功するが、それぞれ途中出場のクラウディオ・ピサーロ(Claudio Pizarro)とマルティン・ハルニク(Martin Harnik)の得点で同点に追いつかれた。

 3-3で突入したPK戦では、パコ・アルカセル(Francisco ‘Paco’ Alcacer Garcia)とマクシミリアン・フィリップ(Maximilian Philipp)のキックがブレーメンのGKイリ・パブレンカ(Jiri Pavlenka)に防がれ、2-4でドルトムントの敗退が決まった。

 ドルトムントのマリオ・ゲッツェ(Mario Goetze)は試合後「悔しい敗戦だ」「延長戦で同点ゴールを2度も許すべきじゃなかった。それでPK戦で負けるのは本当につらい」とコメントした。

 一方、今年10月に41歳になるブレーメンのベテランFWピサーロは、ドイツカップでの通算56ゴール目を喜んだ。「この結果はチームに良い影響をもたらすだろう。われわれは勝利に値した」 (c)AFP/Ryland JAMES