【2月6日 AFP】女子テニス、世界ランキング1位の大坂なおみ(Naomi Osaka)が、次週開幕するカタール・トータル・オープン(Qatar Total Open 2019)を背中のけがにより欠場することが分かった。5日に大会主催者が発表した。

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 大坂はコメント文で「この大会でプレーし、ファンの皆さんと会えるのを楽しみにしていただけに、今年のドーハ大会を棄権することを残念に思う」「皆さんが素晴らしい1週間を過ごし、また来年会えることを願っています」と話した。

 けがの詳細は明らかになっていないが、大坂は2018年10月の香港オープン(Prudential Hong Kong Tennis Open 2018)も同様のけがで欠場していた。

 全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)女王で、大会第1シードになる予定だった大坂の欠場は大会側にとって痛手となった。主催者は、前世界ランキング1位のシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)がトップシードに繰り上がると発表している。

 大坂は昨年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2018)でセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)を破って四大大会(グランドスラム)初優勝を飾ると、1月の全豪ではペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)をフルセットで撃破し、グランドスラム2勝目を挙げた。クビトバは昨年のカタール・トータル・オープンで優勝している。(c)AFP