【2月5日 AFP】米国務省は4日、スティーブン・ビーガン(Stephen Biegun)北朝鮮担当特使が6日に北朝鮮の平壌を訪問し、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長との2回目の首脳会談に向け、北朝鮮側と実務協議を行うと発表した。

 国務省の声明によると、ビーガン氏は北朝鮮高官の金革哲(キム・ヒョクチョル、Kim Hyok Chol)氏と面会し、「完全な非核化、米朝関係の改善と朝鮮半島における永続的平和の構築といったシンガポールで米大統領と金委員長が合意した事項について、さらに前進させる」意向だという。

 トランプ氏は3日、米CBSの報道番組「フェイス・ザ・ネーション(Face the Nation)」とのインタビューの際、2回目の米朝首脳会談の日程・開催地については合意済みで、5日の一般教書演説の前、もしくは演説の中で発表される見通しだと語った。

 昨年6月に行われた初会談以来となる2回目の米朝首脳会談はベトナムが開催地として有力視されており、開催日は今月末とみられている。(c)AFP