【2月4日 AFP】(更新、写真追加)サッカーのイングランド・プレミアリーグ、カーディフ・シティ(Cardiff City)のアルゼンチン出身FWエミリアーノ・サラ(Emiliano Sala)選手(28)を乗せた小型飛行機が2週間前に消息不明となった事故で、英調査当局は4日、機体の残骸を捉えた水中映像に1人の遺体が映っているのを確認したと発表した。

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 3日、海底で飛行機の残骸が見つかり、遠隔操作型無人潜水機(ROV)で調査したところ、サラ選手が搭乗していた小型機であり、内部に1人の遺体が取り残されているのが確認された。

 英航空事故調査委員会(AAIB)は、「ROVからの映像で、機体の残骸の中に1人が確認できる」と発表。さらに、同機の機体番号が見える画像も公開。水深は「67.7メートル」と表示されている。

 同調査委は、「操縦士と搭乗者の家族、さらに警察と協議しながら、次の措置を検討中」だとしている。(c)AFP/Alice RITCHIE