【2月3日 AFP】18-19スペイン1部リーグは2日、第22節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)はリオネル・メッシ(Lionel Messi)の2得点でバレンシア(Valencia CF)との一戦を2-2の引き分けに持ち込んだ。

 9試合連続ゴールで本拠地カンプ・ノウ(Camp Nou)でチームの巻き返しに貢献したメッシだったが、負傷したことで6日に行われるサッカースペイン国王杯(Copa del Rey 2018-19)準決勝のレアル・マドリード(Real Madrid)戦への出場に暗雲がかかった。

 バルセロナのエルネスト・バルベルデ(Ernesto Valverde)監督は試合後、メッシが「ちょっとした問題」を感じていたとしたものの、深刻なものではないと話した。

 バレンシアはケヴィン・ガメイロ(Kevin Gameiro)のゴールとダニエル・パレホ(Daniel Parejo)のPKでまさかの2点リードを奪ったが、バルセロナはメッシのPKで1点を返すと、64分にはカーブをかけたシュートをメッシが決めて同点に追い付いた。

 ミッドウイークに行われた国王杯準々決勝のセビージャFC(Sevilla FC)戦で見事な逆転劇を演じていたバルセロナは、再び仕事をやり遂げるかに見えたがバレンシアが勝ち点1をもぎ取った。

 バルベルデ監督は「勝てないと何かを逃したような気持ちになる。しかしリーグ戦は長いもので、良いチームと対戦することもあるものだ。きょうはそういう日だった」と振り返った。

 メッシの今季リーグ戦20点目と21点目でバルセロナは2位アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)との勝ち点差を暫定で6に開いた。しかしながらアトレティコは3日のレアル・ベティス(Real Betis)戦でその差を3にまで詰めることができる。(c)AFP