【2月1日 AFP】サッカースペイン国王杯(Copa del Rey 2018-19)は31日、準々決勝の第2戦が各地で行われ、カリム・ベンゼマ(Karim Benzema)が2ゴールを挙げるなどしたレアル・マドリード(Real Madrid)がジローナ(Girona FC)に3-1で勝利し、2戦合計スコア7-3で準決勝進出を決めた。

 レアルが4-2と勝利した第1戦でもゴールを決めていたベンゼマは、この日も絶好調を維持し、敵地エスタディ・モンティリビ(Estadi Montilivi)で2得点をマークした。

 レアルはペドロ・ポロ(Pedro Porro)にゴールを許し1点を返されるも、マルコス・ジョレンテ(Marcos Llorente)が追加点を挙げ、ジローナの逆転の望みを完全に絶った。

 4強入りしたのはレアルのほか、FCバルセロナ(FC Barcelona)、レアル・ベティス(Real Betis)、バレンシア(Valencia CF)で、準決勝の組み合わせ抽選会は1日に行われる。

 レアルにとって、大会記録となる5連覇を目指すバルセロナは避けたい相手になるだろう。しかしレアルは欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)の再開を間近に控え、直近7試合で6勝を挙げるなど弾みをつけている。

 ここ3試合で5ゴールをマークしているベンゼマは、ギャレス・ベイル(Gareth Bale)のチーム内での立場に疑問を投げかけるほどの活躍をみせており、レアルの快進撃において重要な役割を担っている。

 レアルを率いるサンティアゴ・ソラーリ(Santiago Solari)監督は試合後、「先週になってようやくベンゼマを見初めた人を気の毒に思う」とコメントした。

「カリムはこうした活躍を何年も続けている。素晴らしい才能の持ち主であり、チームのことを考えてプレーできる選手でもある。彼は今絶好調を維持している」 (c)AFP