【2月1日 Xinhua News】中国でも大人気の日本アニメ「ONE PIECE」の巡回企画展「尾田栄一郎監修 Hello,ONE PIECE ルフィが町にやってくる!」の開幕式が1月29日、四川省成都市の四川博物院で行われ、30日から一般公開された。同展は中国大陸で初めて開催される「ONE PIECE」の巡回展で、広東省深圳市に続いて2カ所目となる。一般公開は5月10日まで行われる。 

 成都会場の巡回展は、中国人民対外友好協会、株式会社黄山美術社、四川博物院が共催し、重慶東嶺芸術品有限公司、永恒盛集団有限公司が運営、日本のハローワンピースプロジェクト委員会の公認の下で開催されている。

 「ONE PIECE」は日本の漫画家、尾田栄一郎氏の作品で、2018年7月現在、世界での累計発行部数が4億4000万部を突破。中国でも非常に人気があり、多くのファンがいる。

 今回の「ONE PIECE」巡回企画展は作者の尾田氏自らが監修。原作カラーイラストの展示や名シーンの大型展示、「ONE PIECE」誕生のストーリーなど、さまざまな作品が展示されている。また、作品誕生以来22年間の代表的なイラスト約100点を厳選して展示し、集英社秘蔵の巨大原画を世界で初めて公開。今回の巡回企画展のために開発された世界初のシルエット映像技術を使い、来場者にかつてない特別な体験を提供している。

 四川博物院では、成都市のファンに向けて作者が描いた自筆原画なども初めて公開。等身大キャラクターとの記念撮影コーナーや、仮想現実(VR)装置を使った尾田氏のイラストを描き上げる様子を体験できるコーナー、オフィシャルグッズ販売コーナーなども設けられている。(c)Xinhua News/AFPBB News