【2月1日 東方新報】中国人民銀行(People's Bank of China、中央銀行)は、米国の格付け機関であるスタンダード・アンド・プアーズ(Standard and Poor'sS&P)に対し、中国で信用リスクの格付けを行うことを認めたと発表した。専門家は、こうした形の対外開放は外国企業の業務発展につながるだけでなく、格付けの質が向上し、中国の金融のルール化や健全な発展にもつながっていくと分析している。中国国際放送局(CRI)が報じた。

 人民銀行は、こうした業務についてさらに対外開放を進め、世界的に影響力のある外国の格付け機関の中国進出を支援していくとの方針を明らかにしている。格付けの管理に力を入れ、市場制約のメカニズムを強化し、リスク評価の役割を十分に生かすようにしていきたいとしている。(c)東方新報/AFPBB News