【1月29日 AFP】女子テニス、サンクトペテルブルク・レディース・トロフィー(St. Petersburg Ladies Trophy 2019)は28日、シングルス1回戦が行われ、四大大会(グランドスラム)通算5勝のマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)は6-0、6-4でオーストラリアのダリア・ガブリロワ(Daria Gavrilova)に快勝し、幸先の良いスタートを切った。

 ノーシードとして出場している31歳のシャラポワは、シブール・アリーナ(Sibur Arena)のハードコートで試合開始から勢いに乗ると、3度のブレークに成功して1ゲームも落とさずに第1セットを先取した。

 第2セットではガブリロワにサービスゲームを破られたが、世界ランク29位のシャラポワは2ゲームをブレーク。最後は正確なフォアハンドで締めくくり、1時間45分で試合を制した。

 ロシア生まれのガブリロワとの通算戦績を3勝1敗としたシャラポワは、「スコアが示しているよりも、ずっと厳しい内容だった」「タフな体力勝負になったけど、これまでの対戦内容からして、こうなることは予想していた」とコメントした。

 第3シードとして初戦免除となった同胞のダリア・カサキナ(Daria Kasatkina)との2回戦については、「ダリアは最近トップ10に入ったこともある」「全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)では早期敗退だったとはいえ、波に乗っているから厳しい対戦相手になるはず。それでも、こちらも準備はできている」と話した。(c)AFP