【1月27日 AFP】18-19ドイツ・ブンデスリーガ1部は26日、第19節の試合が行われ、マルコ・ロイス(Marco Reus)が輝きを放ったボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は5-1でハノーバー96(Hanover 96)に大勝し、2位バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)との勝ち点差を暫定で9ポイントに広げた。

 王者バイエルンがVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)とのホームゲームを翌日に控える中で、ドルトムントは足首のけがから戻ったロイスがゴールラッシュへチームを導き、17位のハノーバーからしっかり勝利を収めた。

 ドルトムントのルシアン・ファーブル(Lucien Favre)監督は、7分間で3ゴールを挙げてハノーバーを沈めた試合について、「序盤はスペースを見つけるのに苦労したが、エンドが替わって2-0になってからは、かなり楽になった」とコメントした。

 スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)から期限付き移籍中のアクラフ・ハキミ(Achraf Hakimi)、ロイス、マリオ・ゲッツェ(Mario Goetze)、ラファエル・ゲレイロ(Raphael Guerreiro)、アクセル・ヴィツェル(Axel Witsel)が得点したドルトムントは、2012年以来のリーグ優勝へ前進を続けている。

 他会場では、FCアウクスブルク(FC Augsburg)を2-0で下したボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)がバイエルンと勝ち点39で並び、得失点差で暫定2位に浮上している。

 バイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)は3-0でVfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)に快勝。カイ・ハヴァーツ(Kai Havertz)、ケビン・フォラント(Kevin Volland)、ユリアン・ブラント(Julian Brandt)のドイツ代表トリオがネットを揺らし、ピーター・ボス(Peter Bosz)新体制の初白星を飾った。

 ヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)と対戦したフランクフルト(Eintracht Frankfurt)は、セバスティアン・アレ(Sebastian Haller)が後半に同点のPKを決めて2-2に持ち込み、暫定で4位に順位を上げた。ただし27日の試合でRBライプツィヒ(RB Leipzig)がフォルトゥナ・デュッセルドルフ(Fortuna Duesseldorf)相手に引き分け以上なら、ライプツィヒが4位をキープする。(c)AFP/Ryland JAMES