【1月26日 Xinhua News】中国湖北省武漢市の動車組(高速列車、中国の高速鉄道、新幹線は「動車」と言い、新幹線によって運用される列車は「動車組」と呼ばれている)区間の車両基地で20日未明、100本近い高速鉄道車両が整列し、「陸上艦隊」のような様子が広がった。徹夜の点検・修理、寒冷対策作業を経た車両は、明け方に出発し、新しい一日の運行を開始する。

 車両は日中に運行するため、夜に車両基地へ戻った後ようやく整備作業が始まる。従って、作業員の仕事はほとんどが夜間に行われる。作業員は車両が車庫に入ってから、車体に異音がないか、各配線や設備が焼けて異臭がしていないかを確認しなければならない。また、車両の各部品が変形や脱落していないかを点検する必要もある。

 中国の中部地区で最大となる武漢市の高速鉄道車両点検・修理基地で、作業員たちは懸命に闘い、高速鉄道の安全確保に万全を期し、自身の手により車両が良好な状態で基地を離れ、安全に運行を開始するよう責務を果たしている。(c)Xinhua News/AFPBB News