【1月24日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)は24日、女子シングルス準決勝が行われ、大会第4シードの大坂なおみ(Naomi Osaka)は6-2、4-6、6-4で第7シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)を下し、決勝進出を決めた。

 セレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)を破って昨年ブレークを果たした全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2018)に続き、四大大会(グランドスラム)で2大会連続の決勝進出を決めた大坂は、次戦で第8シードのペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)と対戦する。

 気温が36度を超えてロッド・レーバー・アリーナ(Rod Laver Arena)の屋根が閉じられる中で試合が始まると、力強いスタートを切った大坂は第1セットを先取。23日の準々決勝でセレーナから逆転優勝を収めたプリスコバが第2セットで巻き返しを見せたものの、第3セットに大坂は1ブレーク差で白星を手にした。

 第2セットの1ブレークダウンの状況から巻き返したプリスコバについて大坂は、「予想していました。厳しい戦いになると思っていました」とすると、「第3セットに自分を取り戻そうと、なにがあっても力の限りに戦うんだと言い聞かせて、何とか勝ちました」と続けた。

 また大坂は、諦めないプリスコバに対しても落ち着くことができたのは全米での優勝があったからだと付け加えた。

 大坂は、女子シングルスでは2014年の全米と15年の全豪で優勝を果たしたセレーナ以来となる四大大会での連勝を目指す。また、大坂は決勝でクビトバに勝利すれば、シモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)に代わって世界ランク1位に浮上することになる。(c)AFP