【1月23日 AFP】インドネシアで豪雨による洪水と土砂崩れが発生し、少なくとも8人が死亡、数千人が自宅からの避難を余儀なくされていた。当局が23日、発表した。

 スラウェシ(Sulawesi)島の一部地域は夜にかけて豪雨と強風に見舞われ、増水した河川が氾濫。南スラウェシ(South Sulawesi)州の州都マカッサル(Makassar)の一部や、南部の9県にある多数の村が浸水した。

 国家災害対策庁によると、ジェネポント(Jeneponto)県で5人、ゴワ(Gowa)県で3人が死亡したという。

 また、少なくとも4人の行方が分からなくなっており、当局は被害の大きかった地域での情報収集を続けていると説明した。

 同庁のストポ・プルウォ・ヌグロホ(Sutopo Purwo Nugroho)報道官は、「南スラウェシ州の複数の地域で(22日に)降り始めた豪雨により、洪水が発生した」と発表。

 洪水で数千人が避難を余儀なくされており、橋2本も破壊された。(c)AFP