【1月23日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)は23日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第4シードの大坂なおみ(Naomi Osaka)は6-4、6-1で第6シードのエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)に勝利し、準決勝へ駒を進めた。

 全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2018)女王の大坂は、負傷したスビトリーナに快勝。四大大会(グランドスラム)では自身2大会連続、全豪の日本女子では1994年の伊達公子(Kimoko Date)氏以来となるベスト4入りを決めた。次は第16シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)と第7シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)の勝者と対戦する。

 一方のスビトリーナは、第2セット中に首か肩のあたりに治療を受ける場面があり、2018年10月にWTAファイナルズ(BNP Paribas WTA Finals Singapore 2018)を制した際の本来の姿ではなかった。

 大坂は「安定したプレーを心がけた。彼女が負傷してしまったのは残念だったけど、けがをしていても本当に厳しい相手だった」と話し、3セットを要したここ2試合のように心を乱さず、落ち着きを保ってストレートで勝利できたことを喜んだ。

「とにかく一つ目標を立てていた。それは怒らずにベストを尽くすこと」「前の2試合ではそれがうまくいかなかったけど、きょうはできた。だから自分のプレー姿勢にすごく満足している」 (c)AFP