【1月23日 AFP】米国野球殿堂(Baseball Hall of Fame)は22日、全米野球記者協会(BBWAA)選出による2019年の殿堂入り選手を発表し、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)で守護神として活躍したマリアーノ・リベラ(Mariano Rivera)氏が、史上初となる満票での選出を果たした。

 メジャー史上最高のクローザーと称されるリベラ氏は、パナマ生まれの49歳。全425票を獲得と、全員からの承認を得て文句なしの選出となった。

 他にはロイ・ハラディ(Roy Halladay)氏、エドガー・マルティネス(Edgar Martinez)氏、マイク・ムシーナ(Mike Mussina)氏の殿堂入りも決まった。すでに選出が決まっているハロルド・ベインズ(Harold Baines)氏、リー・スミス(Lee Smith)氏と共に、表彰式典がクーパーズタウン(Cooperstown)で7月21日に開催される。

 2017年11月、自らが操縦する軽飛行機がメキシコ湾に墜落して命を落としたハラディ氏は、リベラ氏と共に候補入り1年目での選出となった。1年目での選出は、両氏が歴代55人目と56人目となる。(c)AFP