【1月23日 AFP】仏パリで22日、初雪が観測された。交通機関の乱れに対する注意が促された一方で、都心に突如現れた「ゲレンデ」を楽しむスノーボーダーの姿も見られた。

 エッフェル塔(Eiffel Tower)が閉鎖された他、パリから南西に伸びる主要道路のうち少なくとも1本が、突然の大雪による積雪で、数時間にわたり閉鎖された。

 フランス国鉄(SNCF)は、同地域で高速鉄道TGVに遅延が生じる可能性があるとして「警告」を発表。また、地下鉄やバス路線の一部も、ダイヤの乱れが生じる恐れがあるとして、利用者に注意を呼び掛けた。

 観光客や地元住民がぬかるんだ歩道を慎重に歩く中、モンマルトル(Montmartre)のサクレクール寺院(Sacre-Coeur basilique)付近では、寺院に続く階段横の坂を滑るスノーボーダーの姿も見られた。

 パリの気温は0度前後で推移しており、夜間にさらなる降雪も予想されている。(c)AFP