【1月21日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)は21日、女子シングルス4回戦が行われ、大会第7シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)が6-3、6-1で第18シードのガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)に快勝し、3年連続の準々決勝へ駒を進めた。

 ムグルサに主導権を譲ることなくストレート勝ちしたプリスコバは次戦、4強入りを懸けて世界ランキング1位のシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)と四大大会(グランドスラム)通算23勝を誇るセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)の勝者と対戦する。

 26歳のプリスコバは、2016年の後半からグランドスラムの準々決勝以上に計7度勝ち残り、メジャー大会の2週目の常連になっているが、いまだにトロフィーを掲げることはできていない。しかし、全豪オープンは2017年と2018年にも準々決勝に進出するなど得意としており、今大会にも前哨戦のブリスベン国際(Brisbane International 2019)を優勝して乗り込んできている。

 この試合までの通算成績で7勝2敗と勝ち越していたムグルサに対し、終始自信を持って戦っているようにみえたプリスコバは試合後、「良いプレーができたと思う。互いに緊張し、競ったゲームが多かった第1セットがカギだったと思う」と話した。(c)AFP