【1月21日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)は20日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第22シードのロベルト・バウティスタ・アグト(Roberto Bautista Agut、スペイン)が6-7(6-8)、6-3、6-2、4-6、6-4で第6シードのマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)を破り、準々決勝へ駒を進めた。

 約4時間にわたる熱闘を制したバウティスタ・アグトにとっては、これが四大大会(グランドスラム)で初の8強入り。準々決勝では、同日の試合で3連覇を狙ったロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)を撃破した第14シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)と顔を合わせる。

 今季は前哨戦のカタール・エクソンモービル・オープン(Qatar ExxonMobil Open 2019)でノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)を倒し、最終的に同大会で優勝するなど好調のバウティスタ・アグトは「素晴らしいテニスができている」「いくつか良い試合を勝ち抜いてきたし、きょうは集中力を高く保って戦わないといけなかった」と語った。

 バウティスタ・アグトは今大会、3回戦こそ第10シードのカレン・ハチャノフ(Karen Khachanov、ロシア)にストレート勝ちしたが、アンディ・マレー(Andy Murray、英国)との初戦と、ジョン・ミルマン(John Millman、オーストラリア)との2回戦は共にフルセットまでもつれていた。(c)AFP