【1月21日 AFP】18-19スペイン1部リーグは20日、第20節の試合が行われ、首位FCバルセロナ(FC Barcelona)は、ウスマン・デンベレ(Ousmane Dembele)やリオネル・メッシ(Lionel Messi)のゴールなどで3-1とCDレガネス(CD Leganes)に勝利した。

 エルネスト・バルベルデ(Ernesto Valverde)監督がメッシを60分過ぎまで温存する中、デンベレは素晴らしい個人技から32分に先制点をマークし、ベンチスタートとなったエースの穴を埋めた。

 バルセロナはマルティン・ブライトバイテ(Martin Braithwaite)にゴールを許しレガネスに追いつかれると、メッシを投入。しかし69分に、21歳のデンベレは足首を捻挫し途中交代を強いられた。

 メッシは途中出場からわずか7分でルイス・スアレス(Luis Suarez)の得点を演出してインパクトを残し、後半アディショナルタイムには自らも追加点をマークした。

 レガネス側は、メッシのシュートのこぼれ球をスアレスが押し込んだバルセロナのゴールに抗議し、スアレスはGKピチュ・クエジャル(Pichu Cuellar)に対して脚を高く上げていたためこのプレーはファウルだと主張した。

 しかし、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)はこれに同意せず、バルセロナは勝ち越し、十分に値する勝利を収めた。この結果、バルセロナと2位アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)の勝ち点差は5のまま、レアル・マドリード(Real Madrid)との勝ち点差は10のままとなった。

 レガネスは昨年9月にホームでバルセロナを破ったが、この結果はいまだに今季のハイライトとなっており、順位は14位のままとなっている。

 バルベルデ監督は昨シーズン、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)で上位進出を逃すなど主力選手を休ませられなかったことを批判されており、今回は主力を温存するという賭けがかろうじて報われた。

 バルベルデ監督は「試合はたくさんある」「われわれは選手たちと話し、休むのはいつが良いのか決めている」とコメントした。(c)AFP