【1月20日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)は19日、女子シングルス3回戦が行われ、大会第18シードのガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)は7-6(7-5)、6-2でティメア・バシンスキー(Timea Bacsinszky、スイス)を下し、ベスト16入りを決めた。2回戦の試合が真夜中までもつれていたムグルサは試合後、何とかゾンビにならずに済んだと安堵(あんど)した。

 18日に行われた四大大会(グランドスラム)通算2勝のムグルサとジョアンナ・コンタ(Johanna Konta、英国)の一戦は、開始時間が大会史上最も遅い同日午前0時30分にずれ込むと、終了時間もグランドスラムの女子シングルスでは最も遅い午前3時12分となっていた。

 この一戦のせいでバシンスキー戦への準備に影響が出てしまったというムグルサは試合後「なるべく早く寝て、活発な状態を保とうと思った。ゾンビみたいにならないようにね」「コート上での感触は良かった」と語った。

 世界ランキング1位に君臨していた時のような調子を取り戻したいと考えている25歳のムグルサは次戦、2年ぶりの準々決勝進出を懸けて第7シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)と対戦する。プリスコバは同日、第27シードのカミラ・ジョルジ(Camila Giorgi、イタリア)に6-4、3-6、6-2で勝利した。(c)AFP