【1月20日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)は19日、女子シングルス3回戦が行われ、大会第1シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)はヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)に6-2、6-3で快勝し、調子を上げてヴィーナスの妹セレーナ(Serena Williams、米国)が待つ4回戦へ駒を進めた。

 ここまで苦しみながら勝ち上がってきていた世界ランキング1位のハレプだが、ヴィーナスを1時間17分で一蹴したこの日の一戦については「今大会に入って最高の試合ができたと思う。プレー内容には本当に満足している」「ウィリアムス姉妹との試合は常に大きな挑戦。だからきょうはすごくモチベーションが高かった」と語った。

 21日の4回戦では、歴代最多タイの四大大会(グランドスラム)通算24勝目を目指す第16シードのセレーナと激突する。1勝8敗と負け越す相手について、ハレプも「簡単ではない。とにかく自分のベストのテニスをしないといけない」と気を引き締めた。「自分が失うものは何もない。相手は偉大なチャンピオン。難しい試合になるが、準備はできている」

 一方、ハレプとヴィーナスの試合に先立ってセレーナは、現女王と対戦する可能性を楽しみにした様子で「ぜひ世界ナンバーワンと対戦したいというのが正直な気持ち」「(出産から)復帰してから世界1位の選手とは対戦していないから、そうなれば面白い」とコメントしていた。(c)AFP/Neil SANDS