【1月20日 AFP】18-19スペイン1部リーグは19日、第20節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)は2-0でセビージャFC(Sevilla FC)を撃破。カゼミーロ(Casemiro)の絶妙なミドルシュートとルカ・モドリッチ(Luka Modric)の終盤のゴールで勝利し、優勝争いへ望みをつなぐには落とせない一戦をものにした。

 首位FCバルセロナ(FC Barcelona)と勝ち点10差でこの試合を迎えたレアルは、78分のカゼミーロのコントロールショットとモドリッチのロスタイムの追加点で3位と4位の直接対決を制した。熱戦だったが後半はレアルが試合を支配しており、順当な勝ち点3だった。

 レアルはこれでセビージャを抜き、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)に次ぐ3位に浮上した。バルセロナ追走の一番手はアトレティコだが、公式戦ここ5試合でわずか2勝のレアルにとっても、セビージャ戦はここ数週間で一番手応えのある試合だった。

 サンティアゴ・ソラーリ(Santiago Solari)監督は試合後「直接のライバルをたたくのは、いつだって勝ち点3以上の価値がある」「1点目のゴールに対する祝福には、純粋な喜びが表れていた」とコメントした。

 この日、アトレティコは3-0で最下位SDウエスカ(SD Huesca)に快勝。バルセロナは20日にCDレガネス(CD Leganes)と対戦する。(c)AFP/Thomas ALLNUTT