【1月19日 AFP】サッカースペイン国王杯(Copa del Rey 2018-19)の準々決勝組み合わせ抽選が18日に行われ、失格の可能性があったFCバルセロナ(FC Barcelona)は、セビージャFC(Sevilla FC)との対戦が決まった。

 バルセロナは17日に行われた5回戦の第2戦でレバンテ(Levante)に3-0で勝利し、2戦合計スコア4-2として勝ち上がりを決めた。

 しかしレバンテ側は、スペインリーグ3部のFCバルセロナB(FC Barcelona B)で警告を受けて、出場停止処分となっていたチュミ(Juan Brandariz 'Chumi')をバルセロナが第1戦で起用していたと訴え出たため、この日の抽選会に参加できるか危ぶまれていた。

 レバンテはスペインサッカー連盟(RFEF)に対して申し立てを行ったが、第1戦終了から48時間以内に提起されなかったとしてこれが却下された。

 レバンテはさらに申し立てを行う意向を示しているが、バルセロナは昨季大会の決勝と同カードとなるセビージャとの準々決勝初戦を来週中頃に控えている。バルセロナはその決勝戦では5-0と勝利し、4連覇を達成している。

 レアル・マドリード(Real Madrid)は、地元のライバルであるアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)を退けたジローナ(Girona FC)と対戦が決定。またバレンシア(Valencia CF)はヘタフェ(Getafe CF)と、RCDエスパニョール(RCD Espanyol)はレアル・ベティス(Real Betis)とそれぞれ対戦する。(c)AFP