【1月19日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は18日、米国入りした北朝鮮の金英哲(キム・ヨンチョル、Kim Yong Chol)朝鮮労働党副委員長と会談し、北朝鮮の非核化の取り組みについて協議する。米ホワイトハウス(White House)が発表した。

 サラ・サンダース(Sarah Sanders)大統領報道官の発表によると、会談はホワイトハウスの大統領執務室(Oval Office)で18日午後0時15分(日本時間19日午前2時15分)に始まり、両者は「米朝関係と、北朝鮮の最終的かつ完全に検証された非核化に向けて継続している進展について話し合う」予定。

 金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長の側近である英哲氏はこれに先立ち、マイク・ポンペオ(Mike Pompeo)米国務長官とホテルで会談していた。

 英哲氏による異例のワシントン訪問により、2度目の米朝首脳会談実現の可能性が高まっている。昨年の首脳会談では、トランプ氏と正恩氏が「朝鮮半島の非核化」を約束する共同声明に署名。だが声明は具体性に欠けており、両国間では以降、非核化が何を意味するのかについての合意が形成されず、協議は進展していない。(c)AFP