【1月24日 Xinhua News】華為技術(ファーウェイ、Huawei)の任正非(Ren Zhengfei)総裁は17日、同社の深圳坂田基地でメディアの取材を受け、今後5年で1000億ドル(1ドル=約109円)を投じ、ネットワーク体系の再構築をはかる計画を明らかにした。今後5年で投入を拡大し、ネットワークの簡素化、オンライン取引モデルの簡素化、サイバーセキュリティーの確保、一般データ保護規則(GDPR)のプライバシー保護で欧州のプライバシー保護基準への到達という四つの目標の実現をはかる。

 「今後5年で研究開発費を大量に投入し、全世界で最良のネットワークを構築する」と任氏は抱負を語る。

 華為は、サイバーセキュリティーとプライバシー保護を自社の永遠の最重要課題と位置付ける。「われわれがサイバーセキュリティーをそれほど重視しているのは、将来的にクラウド時代を支えなければならないからだ」と任氏は語る。

 ここ1カ月近く、任氏だけでなく、梁華(Liang Hua)董事長や2018年の輪番CEOを務める胡厚崑(Ken Hu)氏らファーウェイの幹部が次々と国内外の記者の取材を受けている。さらに先進熱実験室や先進構造材料実験室、グローバル財務作戦スクリーン、南方工場の携帯電話生産ラインなどの重要な機構や実験室も相次いで開放され、メディアの視察を受け入れた。(c)Xinhua News/AFPBB News