【1月18日 AFP】第17回アジアカップ(2019 AFC Asian Cup)は17日、各地で試合が行われ、グループFでは日本が塩谷司(Tsukasa Shiotani)の決勝点でウズベキスタンに2-1で勝利した。

 前の試合から先発メンバーを10人入れ替えた日本は、塩谷の強烈な一撃によりグループFで3連勝を飾って首位通過を決め、決勝トーナメント1回戦ではサウジアラビアとの対戦が決まった。

 日本はエルドル・ショムドロフ(Eldor Shomurodov)に華麗なゴールを決められ先制されるも、わずか3分後にはイングランド・プレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)でプレーする武藤嘉紀(Yoshinori Muto)がヘディングで得点を挙げ1-1に追いついた。

 日本は後半早々からプレッシャーをかけると、これがアラブ首長国連邦(UAE)1部リーグのアル・アイン(Al Ain FC)でプレーする塩谷の決勝点につながった。

 日本の森保一(Hajime Moriyasu)監督は「(選手を10人変更することに)恐れはなかった」と話した。

「きょうはこのメンバーを起用したかった」「これから難しい試合がいくつか待っているため、この選手たちを出場させ、試合にフィットさせることができ良かったと思う」

 この結果、グループFでは1位の日本と2位のウズベキスタンが決勝トーナメント進出となり、同日にトルクメニスタンを3-1で下し3位に入ったオマーンも勝ち上がりを決めた。

 またグループEでは、アルモエズ・アリ(Almoez Ali)の2得点でカタールがサウジアラビアに2-0で勝利し、同選手は今大会でのゴール数を7とした。レバノンは北朝鮮を4-1で破ったにもかかわらず、決勝トーナメント進出にはあと一つ及ばなかった。

 初めて24チーム制となった今大会はすでに36試合のグループステージが終了し、決勝トーナメント1回戦では前回王者のオーストラリアがウズベキスタンと、カタールがイラクとそれぞれ対戦する。

 また開催国のUAEはキルギスと、孫興民(Heung-Min Son、ソン・フンミン)を擁する韓国はバーレーンと、中国はタイと、イランはオマーンと、ヨルダンはベトナムとそれぞれ顔を合わせる。(c)AFP/Talek HARRIS