【1月17日 AFP】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長の右腕とされる金英哲(キム・ヨンチョル、Kim Yong Chol)朝鮮労働党副委員長が17日、中国・北京に到着した。マイク・ポンペオ(Mike Pompeo)米国務長官との会談のため訪米する途中だと報じられている。

 英哲氏は、平壌から空路で北京入りし、空港で車に乗り込む姿がカメラに捉えられた。2回目の米朝首脳会談を前に、米首都ワシントンでポンペオ氏と非核化について協議するとみられる。

 韓国の聯合(Yonhap)ニュースによれば、英哲氏は17日午後にもワシントンへ向けて出発し、18日にポンペオ氏と会談。その後、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領を表敬訪問する予定で、正恩氏からトランプ氏宛ての書簡を預かっているとみられるという。

 正恩氏は先週、北朝鮮の主要同盟国である中国を訪問して習近平(Xi Jinping)国家主席と会談しており、2度目の米朝会談が実現するとの観測が強まっている。(c)AFP