【1月17日 AFP】英国の覆面アーティスト、バンクシー(Banksy)の作品とおぼしいネズミの絵が都内の新交通ゆりかもめ「日の出駅」付近で見つかり、都は今後作品が本物かどうか調査する意向を示している。

 AFPの取材に応じた都職員によると、日の出駅近くにある防潮扉の一部に傘を持ったネズミがスプレーで描かれているのが発見され、バンクシーの作品である可能性もあるという。

 都は16日午後、扉を取り外す作業を行い、現在は倉庫に保管しているという。

 絵がいつ描かれたのかは不明だが、昨年末に絵に関する連絡が地元住民からあったという。

 都は本当にバンクシーの作品か見極めたい意向だが、国内に鑑定できる専門家がいるのかどうかもわからないといい、今後調査方法について話し合う予定だという。(c)AFP