【1月17日 AFP】ダカールラリー(Dakar Rally 2019)は16日、第9ステージが行われ、四輪部門ではトヨタ(Toyota)のナセル・アルアティア(Nasser Al-Attiyah、カタール)が、自身3度目の総合優勝をほぼ手中に収めた。

 この日、今大会3回目のステージ優勝を飾ったアルアティアは、総合2位につけるミニ(MINI)のホアン・ナニ・ロマ(Joan Nani Roma、スペイン)に51分27秒差をつけて、17日の最終第10ステージを迎える。

 2011年と2015年に総合優勝を飾っているアルアティアが優位な立場を固める中、通算13回の優勝を誇るミニのステファン・ペテランセル(Stephane Peterhansel、フランス)は、コ・ドライバーが負傷する着地の失敗で棄権を余儀なくされた。今大会で2回ステージ優勝を飾っていたペテランセルだったが、第8ステージ終了後は総合4位となっていた。

 二輪部門では、シェルコ(Sherco)のマイケル・メッジ(Michael Metge、フランス)がステージ優勝を飾った。総合ではKTMのトビー・プライス(Toby Price、オーストラリア)が総合首位を守り、同2位につけるハスクバーナ(Husqvarna)のパブロ・キンタニージャ(Pablo Quintanilla、チリ)と1分2秒差で最終日に臨む。(c)AFP