【1月17日 AFP】サッカースペイン国王杯(Copa del Rey 2018-19)は16日、5回戦の第2戦が各地で行われ、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は本拠地でジローナ(Girona FC)と3-3で引き分け、2戦合計スコア4-4となってアウェーゴール差での敗退が決まった。

 アトレティコはアントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)が後半から途中出場を果たすと、アンヘル・コレア(Angel Correa)の得点をお膳立てし、さらに自身のゴールでスコアを3-2として、アトレティコを有利な状況に導いた。

 しかし88分、ボルハ・ガルシア(Borja Garcia)のシュートがゴールに吸い込まれるとスコアは3-3になり、ホームでの第1戦を1-1で終えていたジローナが準々決勝進出を決めた。

 グリーズマンは12日に行われたスペイン1部リーグのレバンテ(Levante)戦でも得点を決めており、ここ8試合で8ゴールをマークしている。

 アトレティコを率いるディエゴ・シメオネ(Diego Simeone)監督は、「われわれはグリーズマンをベンチに置いておくことができると思っていたが、後半になると、3-2としたゴールを決めてもらうために彼を起用した。ジローナが再び得点することは考慮していなかった」と話した。

 一方、レアル・マドリード(Real Madrid)とセビージャFC(Sevilla FC)はそれぞれCDレガネス(CD Leganes)とアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)に敗れたものの、第1戦の結果でそれぞれ勝ち上がりに成功した。

 第1戦を3-0で勝利していたレアルは、マルティン・ブライトバイテ(Martin Braithwaite)にゴールを許し、その後同選手に何度かチャンスを与えたが、なんとか試合を0-1で終え準々決勝に進んだ。

 セビージャはホームでゴルカ・グルセタ(Gorka Guruzeta)に得点を決められ若手主体のビルバオに0-1で敗れたが、2戦合計3-2で勝ち抜けを決めた。

 レアルとセビージャは19日、リーグ戦での対戦を控えている。(c)AFP/Thomas ALLNUTT