【1月17日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)は16日、女子シングルス2回戦が行われ、大会第3シードのキャロライン・ウォズニアッキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)は6-1、6-3でヨハンナ・ラーション(Johanna Larsson、スウェーデン)に快勝した。

 アグレッシブなプレーで世界ランキング77位のラーションを圧倒したウォズニアッキは、女子シングルスでは2013年のビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)以来となる大会連覇を目指している。

 選手キャリアを脅かす関節リウマチの影響を感じさせなかったウォズニアッキは、3回戦で因縁のマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)と対戦する。

「試合の滑り出しはとても良かったと思う。積極的にいけたが、彼女のミスが少なくなりはじめて我慢しなければならなかった」

 前回女王のプレッシャーはないと話すウォズニアッキは、1回戦に続きストレート勝ちを収めた大会を楽しんでいるという。「最高の気分。ここに着いてすぐに自分の家のように感じた」

 一方、第2シードのアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)は、多湿のコンディションをものともせず6-2、6-3でベアトリース・ハダード・マイア(Beatriz Haddad Maia、ブラジル)を退けた。

 昨年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2018)女王のケルバーは、「タフな試合だった。相手は好調だったので自分のベストのプレーをしなければならないことは分かっていた」とコメントしている。

 2016年の全豪を含め四大大会(グランドスラム)通算3勝のケルバーは、3回戦でワイルドカード(主催者推薦)のキンバリー・ビレル(Kimberly Birrell、オーストラリア)と戦う。(c)AFP